2008年10月07日

ボーンチャイナとは?

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「ウェッジウッド」や「ノリタケ」「ニッコー」の食器のバックサインに
「BONE CHINA」の表記がされている事があります。

「ボーン」は「BONE=骨」のことですが
陶土に動物の骨灰を混ぜて焼成した磁器のことを
「ボーンチャイナ」と呼ぶワケです。

「china」は「陶器や磁器」を意味するイギリス英語で
「磁器」が中国から伝わってきたので
「china」が「陶磁器」の代名詞となっています。

「漆塗り」を「japan」というのと同じです。

200年程前の英国の磁器は
陶土の質と焼成の両面で高温の窯に耐えられなかったので
白色度の高い食器が作りにくかったそうです。

そこで牛の骨灰を混ぜ込むという技法を用いて高温焼成を実現。
そうして白色度の高いプレートが完成したのです。

これが「ボーンチャイナ」です。

「FINE BONE CHINA」と表記されている場合
骨灰の配合比率が高い磁器という意味です。

ちなみに「ボーンチャイナ」の最高峰は日本の「ニッコー」です。
デザインは好みが分かれるところではありますが
白色度・焼成後の精度ともに国内外を問わず段違いの品質を誇ります。

陶器と磁器の違いは学術的な区別があるようですが
簡単にいうと「備前焼が陶器」で「有田焼が磁器」になります。

・焼成温度が低いか、高いか。
・地肌が土色か、白色か。
・光を透過しないか、するか。
・水が浸入するか、しないか。
・叩いた時の音が鈍い音か、澄んだ金属音か。

大雑把にいって前記が陶器で、後記が磁器の特徴と言えます。

ちなみに植木鉢や埴輪など
より低温で焼かれた陶器は「土器」と呼びます。
posted by 氏家健治 at 13:46| Comment(1) | TrackBack(1) | ボーンチャイナとは? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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