2007年12月31日

現代フランス料理とは?

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「ミシュランガイド東京2008」に見られる
「現代風フランス料理」(現代フランス料理)とは・・・。

現代風フランス料理以外は
古典風フランス料理というわけではありません。

ただし「正統派フランス料理」なるもの、
それに対しての「現代風なフランス料理」とは言えます。

未来に価値の出るかも知れない料理。
それが現代フランス料理なのです。


単にフランス料理という場合
それは旧来の技術を継承した伝統的・歴史的な料理であり
その料理に対して、10年後20年後に高い評価は下されないでしょう。

それはそのまま、絵画など美術・芸術にもあてはまります。
現代絵画や現代美術などを見れば分かるように
昔の作品の方が遙かに時間と手間が掛かっています。

ではなぜ、そうした物を今、創出しないのでしょう。
それは、過去の財産を模倣・アレンジしただけの
創作性の極めて薄い作品であるからです。
財産で生き伸びているようなものです。

「ルノアール」や「モネ」の筆致は実に素晴らしいですが
21世紀の絵画が、それでは意味がないように・・・。

芸術としての料理か、技術的な物だけの料理か。

新しい表現をしなければ、今を生きている証しにはならない。

現代フランス料理の特徴は
重厚なソースよる圧倒的な美味を追求したものではなく
素材の持つ香りを活かしたもの。

軽やかで繊細、ボリュームやカロリーも控え目に仕上げてあり
次の日の体調に悪影響ももたらさない料理。
明日も食べたいと思わせるような料理でもあります。

21世紀のフランス料理としての価値の創造

現代フランス料理とは、その行為そのものを指すわけです。
posted by 氏家健治 at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代フランス料理とは。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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