2010年01月29日

純銀製の食器について

DSC_0278.JPG

ロンドンの銀器専門店でのお話です。

日本にはない洒落たデザインの
ティーストレーナ(茶漉し)を
買うために訪れたのですが
手頃な価格で気に入った商品がありました。

漉し器とその受け皿からなり約一万円。

漉し器の部分はもちろん網状ではなく
打ち抜いて作っている本格派のタイプです。
手に取ってみて仕上げも納得の商品でした。

これを買おうとした次の瞬間
全く同じデザインのティーストレーナが目に入りました。

ですが
こちらはアクリルケースの中に納められています。
そして価格は約3万円なり。

よーく観察してみたのですが
どー見ても同じ大きさ・同じデザイン・同じ仕上げです。

シルバーは
保存状態により色合いが変わってきてしまうのですが
高い方がなぜか微妙に「色合いが落ちる」ような感じがしました。

安い方は銀メッキ仕上げの商品。
高い方は純銀製の商品でした。


純銀製の方が「色合いが落ちる」ような気がしたのは、
「純銀製の食器」は「銀合金の色」であり
「銀メッキ仕上げの食器」は「純銀の色」であるからです。

純銀製の食器は強度の関係で
92.5%〜95%の純銀と銅合金等から作られるため
やや鈍い色合いとなります。

対して銀メッキ仕上げの食器は
銅合金に100%の銀(純銀)を
メッキしているので白銀の輝きが強いのです。

ちなみに純銀製の食器は合金とはいえ軟らかく
スプーンなどは片手で曲げられる程です。

しかし実際に使ってみると
その繊細さ・得も言われぬ重量感は
銀メッキ仕上げの食器では味わえない
強いオーラを感じさせてくれます。

その時は結局
「銀メッキ仕上げ」のティーストレーナを買ってきたのですけど…。(笑)


posted by 氏家健治 at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 食器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

ステンレスの品質について。

DSC_2085.JPG

食器のスプーンやフォークの裏側に
「18-8」や「18-8 stailess steel」の表記がある場合、
「18-8」とは、鉄100に対して18%のクロムと8%のニッケルを
複合した金属という意味です。

「18-8」や「18-10」「18-12」など、クロムとニッケルの
配合比率の高いものを「高級ステンレス」と呼びます。

口にした時に、金気(かなけ)があまり気にならない点と、
色合いが白っぽくなってくるので上質感があります。

「高級ステンレス」と「普通のステンレス」の違いを見分けるには、
磁石にくっつくかどうかで判断できます。
もちろん着かないほうが、「高級ステンレス」となります。
posted by 氏家健治 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 食器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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